NPO・市民活動を行なっていると、会報やチラシなどを印刷する機会が結構ありますよね。そういう時、印刷機を借りたり、印刷所に発注したりするかと思いますが、障害者作業所に仕事を発注してみるのはどうでしょう。ここでは、印刷を行なっているまちの作業所をご紹介しますので、是非お役立て下さい! 多くの作業所では普通の印刷所よりリーズナブルな価格で印刷をすることができます。また、事業を発注すれば、その作業所の活動を支援することにもななります。 以下で紹介する作業所の多くではリソグラフ(謄写版印刷機)で大量の印刷ができる設備を備えており、あらかじめ用意した原稿を印刷してもらえます。 →作業所ってどんなところ? →プロのデザインでより高品質な印刷をしたい
※障害者作業所では障害をもった方がそれぞれのペースに合わせて作業を行なっています。印刷を発注する際にはできるだけ納期に余裕をもたせる等の配慮をお願いいたします。
「どりー夢の印刷屋さん」は精神障害者の作業所です。低価格、高品質を目指しています。仕上がりまでに時間の余裕をいただければうれしいです。
びっくり屋の活動期間は毎月第2火曜日〜第4木曜日。印刷業務のほかには物品販売(花など)、障害者の介護用品の販売などをしています。障害者のみんなが個人、個人の出し合える自由な作業所です。
新生会印刷所は現在、10人のメンバーで構成されています。これまで、コープこうべやツールドコミュニケーションの印刷物を受注してきた印刷部は、30年の歴史を持ち本格的なデザイン・印刷設備を備えており、あるゆる印刷ニーズに対応できます。
明石駅から徒歩約15分の場所にある“作業所ほのぼの”。『三ノ宮クリーニングほのぼの店』と書かれた青い看板が目印で、9名のメンバーと3名のスタッフで構成されています。印刷については軽印刷機を備えており、最大4色刷りが可能。しかし、紙の強度の関係上、基本的に2色刷り程度が無難だそうです。簡単なデザインも行ないます。用紙は持ち込みでも作業所の紙を利用してもOK。 また、印刷された紙を折ってセットを作る作業や、封筒に折り込む作業なども行なっています。
あおぞら作業所は明石市の西部に位置し、JR土山駅より北へ徒歩30分。明石土山病院の敷地内にある作業所です。周囲には、池やゴルフ場など緑がまだまだたくさん残る環境の中でマイペースで作業を行なっています。
障害のある人が主体的に運営するという主旨のもと、「自分のやりたいこと」をする作業所です。一人一人のペースに合わせて作業しています。