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おしゃれな人の手元をキャッチ! 春本番のジュエリースタイル【ウェディングリングSNAP vol.2】

モードラバーのウェディングリングを素敵なエピソードを交えて紹介する連載企画。第二弾の今回は、春の心地よい陽気に似合うトータルコーディネートとともにクローズアップ。センスある人はウェディングリングをどう愛用してる? 気になる手元をチェック。

01/ミニマルなマリッジリングでレイヤードを楽しむ


TODAYFUL デザイナー 吉田怜香さん(@4848r)

ファッション、インテリア、子育てなどを独自のフィルターを通して切り取るインスタグラムの投稿でも多くの支持を集める吉田怜香さん。ぶれないこだわりがあるからこそ、マリッジリングはシンプルを貫いたシハラのオーバルリング 20に。「シハラはデザイナーの石原勇太さんとプライベートでも仲良くしていて、彼のセンスに信頼もあるので。店舗を訪れたらちょうど希望していたミニマルなゴールドリングがあったので即決でした!」

スタイリングは季節に合わせてコンフォートな装いを選ぶことが多いとか。「オーバーサイズのシャツのように程よくラフなシルエットが好きで、着ていて落ち着きます。手元はマリッジリングがゴールドなので、その日の気分で異素材のシルバーをミックス。あえて決めすぎず、でも少しだけセンス良く見えるような、そんなバランス感を意識しています」。

「装飾がない本当にミニマルなマリッジリングなので、手持ちのファッションリングとの重ね付けにも重宝してます。有名なメゾンのリングもいいですが、知る人ぞ知るブランドを選ぶのも私たちらしいかなって」。また、エンゲージメントリングの代わりにギリシャをふたりで旅したという吉田さん。型にはまらず自身の感性に素直な姿勢が、リング選びからも伝わってくる。

02/ミクスチャースタイルに家族愛が宿るリングを

美容師 蓮間衣里さん(@hasumaeri)

ひと癖あるアイテムをフリーマインドで楽しむ蓮間衣里さん。手元をクローズアップすると装いからは意外性のあるハリー・ウィンストンのエンゲージメントリングが。「実はこれ、ウェディングフォトを撮っているときに夫からサプライズでもらったんです。美容師なのでリングを着ける機会も少なく、高価な指輪はいらないと伝えていたのでその瞬間は“嬉しい”と“もったいない”の気持ちで複雑でしたが(笑)、今はその時の想い出も重なって、素敵なリングをくれたことに感謝しています!」

「付き合っているときにプレゼントしてくれたカルティエのリングをそのままマリッジリングとして愛用。夫も植木屋で夫婦ともに指輪を日常的にする習慣がないので、ふたりでそうしようと決めました。エンゲージメントリングと重ねて着けるのがお気に入りの定番です」。

カジュアルなウェアにあえて上品なアイテムを組み合わせるなど、テイスト違いのミックススタイリングが印象的な蓮間さん。「今日もヴィンテージのTシャツに大人っぽいシルクのワンピースを合わせました。お出かけの時に着けるエンゲージメントリングに、母からもらったカルティエのトリニティ リングとマリッジリングも一緒に。大切な人たちがくれた想い入れのある一本一本を大事に着ける。それが私の好きな着け方です」。

03/歴史を物語るウェディングリングが感性にフィット

MARTE /sahara /SYKIA ディレクター 野村仁美さん(@hitominomura)

気づけば14年という歳月を、自身のヴィンテージショップに捧げてきた野村仁美さん。2017年の結婚するタイミングで心惹かれたのが、歴史あるメゾンのマリッジリングだったそう。「ブランドの背景、歴史にストーリーがあるリングが私たちには合ってると感じたので、カルティエ ダムールを選びました。飽きのこないクラシックなフォルムがとても気に入ってます。女性らしいコーディネートの日はゴールドのリングでまとめて、ちょっとシックなスタイリングの日や気持ちが落ちているときは、シルバーリングをお守り代わりにミックスしてますね」。

自身のブランドの服作りでも、過去のムーブメントやカルチャー、そこから生まれるテキスタイルや配色からインスパイアされることが多いとか。「今日着ているワンピースは70年代と90年代のスタイルをミックスしたような雰囲気に。ドレス仕立てだけど、かしこまりすぎずカジュアルすぎない絶妙な仕上がりが気に入ってます!」

ヴィンテージ好きの野村さんを想ってパートナーが贈ったエンゲージメントリングにも、素敵なエピソードが。「新品のリングを見てもどうもピンとこなかったみたいで、私の仕事仲間を連れて、内緒で青山のアンティークショップで購入してくれたみたいで。サプライズでもらったのでサイズが全然合わなかったのですが(笑)、後日店舗でサイズ直しをして無事に薬指にフィット。アンティーク品なので大切にしまっている宝物のような存在です」。


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