市民活動センター神戸では昨年の東日本大震災に対して、昨年度は福島県現地への
職員長期派遣(10か月)を実施することを中心に支援活動をおこなってまいりました。
2012年度からは、福島県から神戸に戻った職員を軸に、兵庫県内に避難する方々への
支援の一環として、避難者支援のネットワークづくり活動も展開しております。
ネットワークは兵庫県内のNPOや社会
福祉協議会などの支援団体や弁護士、
司法書士、臨床心理士などの専門支援
の方々などで構成されておりオブザー
バーとして兵庫県や神戸市などの自治
体もご参加いただいています。
避難者支援活動の現状や、避難者の声をお聞きしたり、あるいは避難当事者
でつくるグループなどから活動についてお聞きすることにより、私たちNPOなどの支援団体がどのような形でこれから避難されてきた方々を応援できるかを検討する場として、勉強会や意見交換会などをおこなっています。
支援活動を行う者どうしの支援情報・課題の共有を進めることで、支援団体、支援機関どうしの顔の見える関係も目指しています。そのことにより、支援の質の向上をはかり多くの社会資源(我々NPOや社協、専門家、地域のチカラ等)と避難されてきた皆さんとをつないでいく機会を増やしていきたいと考えています。
東日本大震災の被災地は東北ですが、関東にも、そして私たちの住む、関西―兵庫―神戸にも、被災されてる方々が多くいることにご関心を持って
いただければ幸いです。地域がどのようにこの課題を乗り越えていくか皆さまからのご支援をお願いいたします。
これまでの避難者支援のネットワーク「避難サポートひょうご」
・2012年8月20日 第一回「避難サポートひょうご」(支援活動報告&意見交換会)
・2012年10月21日 第二回「避難サポートひょうご」(避難者支援情報発信の現場から)
・2012年11月17日 第三回「避難サポートひょうご」(避難当事者グループ座談会)